平成21年度まちづくり活動助成最終報告会

2010年3月14日(日)に練馬区石神井庁舎にて、「平成21年度まちづくり活動助成最終報告会」が行われました。今年度の当初に練馬区から助成を受けた「たまご部門」の2団体と「はばたき部門」の11団体が参加し、それぞれが一年間の活動の成果を発表しました。
私たちのグループ「まっぷす」は、千川通り拡幅事業区間および隣接する千川上水緑道との一体的整備のあり方について考えてきました。住民の方々や専門家との意見交換をふまえて「千川上水プロムナード構想」にまとめ、具体的な内容として10項目の提案を行ってまいりました。

こうした活動を踏まえて、拡幅道路区間における街路樹のあり方が浮かび上がり、今年度のテーマを「千川上水緑道の樹木の移植場所を考えます」といたしました。今ある緑道の樹木の移植、街路樹のとして植えられる樹の種類、植える場所を、住民の皆様や関係する方々との意見交換の中から、検討を重ねてまいりました。
樹木について学び、街路樹の配置や樹の種類、樹木の移植の方法、車道や歩道などを含んだ道路の横断面のデザイン、伐採した樹木の利用など、様々な点から街路樹のあり方について皆様とともに考え、樹木の移植場所について話し合ってきました。
この成果として樹木移植案2案を作成、東京都第四建設事務所や練馬区など行政機関へ提案し、懇談の場を設けるなどして地元からのメッセージを伝えることができました。
報告会当日の「まっぷす」の発表の様子を動画よりご覧いただけます。

参加しましたグループの発表が全て終わった後、全体講評が行われましたがその様子を撮影しました。今後のまちづくりにおける活動について、ヒントとなるお話しもいただきましたので、ご興味のある方はぜひともご覧ください。