外環の説明会に行ってきました

 平成26年6月7日(土)に上石神井小学校にて外環の説明会が開催されるとのことでしたので、拝聴しに出かけてきました。
 この説明会は東京都都市整備局によるもので、東京都と練馬区の外環およびまちづくりに関係する担当者の方が、説明する側として出席されました。一方、参加された住民の方々は、私のざっと見た感じですと100人以上いらっしゃったようです。年配の男性が多数を占めるということはなく、女性や若い方の参加者が多かったのが印象的で、男女の若いカップルも目にしました。
 内容としては、練馬区における外環の地上部分の都市計画の方針と、変更のあった部分についてまず東京都側から説明を行い、その後に住民側から質問し、東京都および練馬区がそれに回答する、というものです。
 外環は大深度地下にシールド工法によって施工されるので、地上部分とは無関係に工事を進めらるのですが、都市計画道路のネットワークの一部としてこの外環のルートにあたる地上部分に道路を設けることとし、この道路を「外環の2」と呼んでいます。
 練馬区における未完成の外環の地上部分のうち、大泉ジャンクションおよび青梅街道ジャンクションに隣接する地域を除いた、およそ3kmの区間についてが、今回の説明会での対象です。
 この区間では、幅が40mだったものを22mに縮小した案に変更され、上石神井駅周辺では、結節機能確保のための交通広場が設置されるとのことです。住民側からの意見として、私が個人的に面白いと感じたものの一つに、「外環の2」の道路を上石神井駅周辺のまちづくりと結び付けてデザインしたらどうか、という提案です。車優先から人優先へ、まちを歩く人の目線に立った商業空間へ再構成したらどうか、というものです。詳しくは動画の1:30:40からお聞きいただけます。



リンク先
東京外かく環状道路/東京都都市整備局